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道の駅 織部の里 もとす

(みちのえき おりべ さと)

古都の風情、茶人・陶工として名高い古田織部ゆかりの地

道の駅 織部の里もとすは、岐阜県本巣市山口にある国道157号沿いの本巣トンネル南に位置している道の駅です。この駅名は、安土桃山時代に織田信長や豊臣秀吉に仕えた武将であり茶人でもあった古田織部が本巣市(旧本巣郡本巣町)の出身であることに由来しています。

古田織部と道の駅

「道の駅」織部の里もとすは、古田織部の生誕地である本巣市に位置し、彼の名を冠して名付けられました。ここでは、古田織部に関する情報や彼が創始した「織部流茶道」、また彼の影響を受けた織部焼について知ることができます。安土桃山時代の歴史や文化に触れることができる場所です。

古田織部について

古田織部は、千利休の高弟として茶道を学び、独自の「織部流茶道」を創り出しました。彼は茶人としてだけでなく、陶芸家としても知られ、自由で奔放な作風で知られる織部焼を生み出しました。この道の駅には、織部焼や織部風の茶室、茶道に関する展示館が併設されています。

地元の農産物と特産品

本巣市内の農家や岐阜農林高校の生徒が育てた新鮮な農産物が販売されています。レストランでは、鹿肉のジビエ料理をはじめ、天ぷら定食や味噌カツ定食など多彩なメニューが楽しめます。

特に10月から収穫が始まる柿は約20種類あり、太秋、早秋、早生富有柿、富有柿といった甘柿や蜂屋、富士といった渋柿が人気です。これらの柿は糖度が高くて甘いと評判です。

直売所の品揃え

直売所ではトマトやいちご、玉ねぎなど豊富な品揃えがあります。また、春にはウドやツクシ、菜花、山フキ、フキノトウなどの山菜、夏にはウリやイチジク、アスパラ、インゲン、メロン、スイカなどの夏野菜、秋には柿や栗、シイタケ、冬には切干大根、ズイキ、トロロイモ、白菜、レンコン、レタスなどの葉物野菜が販売されます。

さらに、生花や菓子、イチジク、キウイフルーツ、ユズなども取り扱っています。

特産品とお土産

道の駅では「幻の唐辛子」と呼ばれる徳山唐辛子や淡墨舞茸、本巣市のトマトや大根など、地元産の野菜が豊富に揃っています。また、富有柿を使用したお菓子や岐阜県の名産品も多く取り扱っています。さらに、淡墨桜やもとまるくんグッズ、道の駅グッズなどのお土産も充実しています。

レストランと喫茶店

織部の里もとす内にある「和美庵」では、本巣市産の新鮮な野菜やジビエを使ったメニューが楽しめます。定番メニューから季節限定のグルメまで、バリエーション豊富な料理が提供されています。特にランチやモーニング(開店から11:00まで)は大人気です。

情報館・展示館

情報館では、本巣市の観光スポットやイベント情報、道路情報などを発信しています。ドライブや旅行のお供になるパンフレットも多数用意されています。また、道の駅のシンボルである山門ギャラリーや古田織部を紹介する織部展示館も見どころです。

沿革

道の駅 織部の里もとすは、2001年(平成13年)4月3日に開駅しました。翌年の2002年(平成14年)4月1日には、隣接して樽見鉄道織部駅が開業し、道の駅と鉄道の駅が併設される全国初の施設となりました。

観光の拠点として

この道の駅は、淡墨桜や根尾断層などの観光スポットを訪れる際の拠点としても便利です。周辺では森林浴を楽しめるハイキングコースや渓流釣り、キャンプなどが楽しめ、日常を忘れて豊かな自然を満喫することができます。

Information

名称
道の駅 織部の里 もとす
(みちのえき おりべ さと)

岐阜市・大垣・関ヶ原

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